私たち「伊万里はちがめプラン」は、本来生ごみや廃食油を捨てる側であった料飲店組合・旅館組合が主体となり、生ごみや廃食油を不潔不要な厄介物として燃やしたり、埋めたりしてしまうのではなく、資源として活用しようと取り組んでいます。
(1)生ごみ分別回収
飲食店、ホテル、保育園、病院、スーパーなど「生ごみ分別協力事業者」が71軒、一般家庭グループで構成される「生ごみステーション」27か所が、はちがめプランの生ごみ堆肥化に協力しています。
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| 第1号 笑川ステーション | 第3号 南ヶ丘ステーション |
平成13年春に、市民自らの手で一般家庭グループ「生ごみステーション」が誕生しました。現在では、二里町、伊万里町、大坪町、立花町など、町ごとに計27ステーション(約250世帯/1ステーションあたり5~15世帯)設置されています。市民が生ごみステーションに参加することで、環境に対する意識が高まりました。
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近年、この活動の中から「生ごみ資源化市民の会」が誕生し、市民の「生ごみステーション」増設活動に対する支援や、伊万里市に対して学校給食の生ごみの分別堆肥化及び、生ごみ分別資源化による焼却ごみの削減実績に対する支援策等の要望書を提出するなど、本格的な環境保全運動へと発展しています。
→生ごみ分別協力事業者・生ごみステーション一覧表はこちら(PDF)
(2)生ごみ堆肥化
毎日、午前6時、9時、午後1時の3回、2台の車で生ごみを回収(生ごみステーションには2日に1回のペース)、年中無休の作業です。
集めた生ごみは1日2トン。切り返し、水分調整など十分な管理を行って、100日以上かけて微生物豊富な有機堆肥800kg/日を生産します。
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| (1)生ごみ回収作業 | (2)生ごみの堆肥化プラント |
※多くの木材センターや農家、工務店より、水分調整材(もみ殻、米ぬか、かんな屑など)の提供協力をいただいています。
→詳しい製造プロセスはこちら
(3)生ごみ堆肥の販売
ゆっくり発酵熟成してできた良質の堆肥は、農家へ軽トラック1台分7000円(会員5000円)で販売し、農作物の栽培に活用するほか、一般家庭でのガーデニング用にレストランなど市内13か所で販売しています。
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| はちがめ堆肥 ※小袋100円で販売中 | はちがめ堆肥販売協力店 |
(4)有機野菜・菜の花の栽培
大坪町古賀地区を中心に約20軒の協力農家で作られた「はちがめ野菜」は根菜類、殻類、花き、果実、 芋類などバラエティに富み、高い人気を得ています。
また、はちがめ堆肥を施した休耕田に菜の花を栽培し、春には市民が菜の花を楽しみます。
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| かぼちゃの栽培(川原政則氏) | 伊万里市内の菜の花畑 |
→ はちがめ堆肥の品質分析はこちら
→佐賀大学のはちがめ堆肥実験はこちら
→菜の花エコプロジェクトはこちら
(5)直売所から飲食店・家庭へ
平成16年3月、地域農産物直売所「伊万里はちがめふれあいステーション“風道”」を開設し、野菜・米・果実などはちがめ堆肥で作った農産物や、観賞後の菜の花からとれた菜種油を直売しています。
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| はちがめ堆肥で作った野菜 | 地域直売所「風道」 |
(6)生ごみは再び堆肥へ
飲食店や一般家庭などから出た生ごみは再び回収して、はちがめプランの堆肥化プラントで堆肥へ戻ります。
同時に使用済みの油を回収して、BDF(廃食油燃料)を精製し、はちがめプランの作業車や農家の耕運機などの燃料に使っています。平成19年からは、伊万里市の公用車一台にBDF給油が開始されました。
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| 廃食油を精製したBDF(中央) | BDFで動くトラクターのデモ |
→菜の花エコプロジェクトはこちら